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「抱っこひも」の正しい楽な使い方について

街中で「抱っこひも」をしている親子連れをよく見かけます。 いつも見ていて、もっと楽に抱っこできるだろうなと思っていましたが、お母さんの体の負担を少しでもなくしてあげたいなと思い、今回は「抱っこひも」の正しい使い方を説明していきたいと思います。

体の重心ってどこにあるの?
まず、あなたは体の中心、重心の位置はどこにあるか解りますか?

体の重心ってどこにあるの?

正解は、図の赤丸で記した部分です。

歩くということは、この赤丸部分を前方に移動させていくと考えます。この重心部分を他人に後ろから軽く押してもらうだけでスイスイと歩けて、階段も昇りやすくなります。

抱っこにおいて、実はこの重心の位置が重要なのです。赤ちゃんを抱っこした際、重心部分は赤ちゃんの重みで前方に移動します。だから自然と脚が前に出やすいはずなのです。

しかし、体が前に倒れそうになるので、たいていの方は体を反り返って腰を緊張させて支えます。この時に、「赤ちゃんのお尻の位置が重心よりも上にあるか下にあるのか」が楽に正しく抱っこできるポイントになります。

今回は、圧倒的に使っている人が多いエルゴを使って説明します。

腰ベルトのポイント
腰ベルトの位置は、腰骨に引っかけるのが理想です。ウエスト部分で締めてはいけません。 ローライズのズボンや腰履きのヒップハングのようにゆるく装着すると、赤ちゃんのお尻の位置が重心よりも下になるため腰で支えることができなくなり、赤ちゃんの重みを感じやすくかつ肩コリにもなりやすくなってしまいます。 もちろんこの他にも蹴り足や腕の振り方、目線や呼吸など気を付けたい点は多々ありますが、まずはこの3つから気をつけてみることをおすすめします。

腰ベルトのポイン

また、正しい位置で装着できていても、締め過ぎに注意が必要です。 産後に骨盤ベルトをみなさんすると思いますが、骨盤の上のほうを締めてしまうと、テコの原理で骨盤の下が開いてしまい、腰痛などの原因になります。

肩のストラップのポイント
肩のストラップは、赤ちゃんのお尻を支えながら持ち上げた状態で調整すると重心よりも高い位置に赤ちゃんがいることができます。赤ちゃんの頭とお母さんのアゴが当たるか当たらないかぐらいの位置を目安にしてください。(お母さんの身長にもよりますし、赤ちゃんが大きくなってきたら難しいですが、できるだけ上に保てるよう意識してください)

重い物を床から持ち上げる時に、荷物をできるだけ自分に寄せて持ち上げますよね?それと同じです。

肩のストラップのポイント

ゆるく装着すると、赤ちゃんとお母さんの間に隙間ができてしまいます。これもまた赤ちゃんが重く感じる要因です。腰を曲げる動作で正しく紐を締めていないと、赤ちゃんが抜け落ちて頭を床に打ちつけてしまったり、骨折する可能性もあるので気をつけましょう。

背中のストラップのポイント
最後に背中のストラップ。これも位置が重要になります。 背中に肩甲骨という骨がありますが、この骨で支えられると胸が開きやすくなり、タスキをかけている感じと同じで姿勢が良くなります。

背中のストラップのポイント

このストラップが首に近いところで留まっている状態では肩に重みがかかります。逆に下すぎると、肩からずり落ちないように肩をすくませて肩が凝りやすくなります。

まとめ
要点を簡単にまとめると、「赤ちゃんと密着して、腰よりも赤ちゃんのお尻が上にくるようにする!」ことがコツだと言えます。登山愛好者ならご存知でしょうけれども、「登山リュック」も同じ要領なのです。お試しください。


抱っこひもがどうしてもうまくできないと、腰を反らしてしまい、妊娠中の腰痛をもたらす姿勢と同じ形になってしまいますので、正しい楽な「抱っこ」にお役立てください。

どうしても抱っこひもをうまく使えない場合には、「抱っこ」ではなく「おんぶ」で腰の負担を減らしてあげることも得策です。

産前産後は身体への負担も大きく、疲労感やゆがみの出やすい時期もあります。普段の姿勢を見直し、当院のカイロプラクティックで骨格のバランスを正して、快適なマタニティライフ・快適な育児ライフをお過ごしください。当院は妊娠中のママ・子育てママを応援しております!

参考に使わせていただいた画像サイト
http://www.sevencolors.biz/page/12
エルゴ正規取扱店『Seven Colors』

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